非公式ネオジオ作品
『FAST STRIKER』
をプレイしてきた
(その1)

ネオジオの生産終了から1年後の2005年12月、あるゲームのリリースにネオジオユーザーは衝撃を受けました。
その名は『LAST HOPE』…開発したのは、ドイツのゲーム開発グループ「NG:DEV.TEAM」であります。

『R-TYPE』系の強制横スクロールシューティングで、家庭用ネオジオ(AES)向けに作られた非公式作品ですが、高額な価格設定(約8万円)で且つ数量限定あったために、ユーザーの多くが手出し出来ぬ有様でした。
また、業務用(MVS)向けへの開発までは考慮されていなかったようで(公式に製造された全てのカセット版には、MVSとAESのデータが併せて組み込まれている)、最低でも多くの人間がゲーム筐体を通じて触れることすら無く、結果、この作品の話題自体、そう長くは続きませんでした。

それから5年後の2010年、「NG:DEV.TEAM」は新たな形で非公式ネオジオ作品を再びリリースしました。
その名は『FAST STRIKER』…本作品はMVS向けに開発され、専用マザーボードがあればゲームセンターで稼動できるようになっています。

そんな本作品を東京・秋葉原(外神田)の「トライ アミューズメントタワー」(以下:トライAT)が10月に稼動させたという情報を聞き、自ら体験しに行ってきました。


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